2017年11月5日日曜日

渡辺保の劇評 2017年11月 歌舞伎座

十一月の歌舞伎座は、大看板の藤十郎、菊五郎、幸四郎、吉右衛門、仁左衛 門の五人の当たり芸を揃えた顔見世である。いずれも現代の歌舞伎の芸の水準 を示す舞台であり、歌舞伎ファンならずとも必見の舞台。もはや現在をおいて は見られぬ至芸揃いである。(2017年11月歌舞伎座)
五人が揃って持ち味を充分に活かした至芸。見応えあります。