2017年11月6日月曜日

熊谷直実 敦盛との一騎打ち、そして出家

JR熊谷駅北口のロータリーには熊谷直実のブロンズ像がある。直実は、この時代の武将としてはエピソードも多く、郷土のシンボルなのである。
出家のきっかけとして有名なのは、一ノ谷の戦いでの平敦盛との一騎打ちだ。組み伏せて首を取ろうとした若者は自分の息子くらい。平清盛のおいで17歳の敦盛と知り、武士の非情さ、世のはかなさを感じた。能や幸若舞の「敦盛」でも知られ、歌舞伎の人気演目「一谷嫩(ふたば)軍記」ではさらに脚色された物語が展開される。
また、クマガイソウの語源も直実である。膨らんだ花の形が、背中に母衣(ほろ)を背負った武士に見立てた。直実が戦場で駆ける武士の代表だった。(【坂東武士の系譜・第2部(6)】熊谷直実 敦盛との一騎打ち、そして出家(2/2ページ) - 産経ニュース)
熊谷はそう遠くないので訪れてみよう。