「敵討ちの要素もあるお芝居。実は(足利氏と対立した)新田義貞の子孫で、天下を狙う風間を大悪党として演じたい」と菊五郎。荒馬を乗りこなす「曲馬」の名手、小栗判官を演じる菊之助は「華のあるきらびやかな人物像を造形し、重宝を何としても捜さねばという執心を貫く姿を見せたい」と思いを明かした。出演はほかに尾上松緑ら。(東京新聞:正月らしく「小栗判官」 国立劇場 音羽屋、通し上演:伝統芸能(TOKYO Web))