第二章ならではの見どころについては、「須磨・明石は一見地味だと感じるかもしれませんが、特にドラマ性が面白い部分。『源氏物語』を知って観ると、さらに面白いと思うので、事前に学んで頂くのもいいのでは」と提案。「今回の公演は、歌舞伎の古典であり新作。歌舞伎の魅力は古典にあり、多くの方に見て頂けるきっかけは新作にあります。日本人が忘れてしまった心の美しさ、心のマナー、人との付き合い方が、歌舞伎には大変良く含まれています。『源氏物語』という大変有名な作品をご高覧賜り、さらに古典も見てみたいと思って頂けたらと、歌舞伎役者一同が思っていると思います」とアピールした。(市川海老蔵特別公演『源氏物語』 第二章~朧月夜より須磨・明石まで~|公演案内|福岡の演劇専用劇場 博多座)新之助時代は心の闇より類稀なる美貌が勝っていましたね。