2018年1月8日月曜日

渡辺保の劇評 2018年1月 歌舞伎座

世に初役は緊張と新鮮さでよくとも、二度目が正確さを失うというが、その 二度目が襲名にあたったのは不運というほかない。これでは鴈治郎、芝翫、愛 之助、歌六という錚々たる四天王をとても後へ従えることはできない。初心忘 るべからず。三度目の正直を待ちたい。(2018年1月歌舞伎座)
2日のテレビを見たかぎりでは、全体に力が入りすぎて空回りしているように感じました。