受賞後も今までどおり、鴈治郎家のものも、立役も、新しいものもオールマイティーに、海外公演なども含めてやっていきたい。歌舞伎には可能性が無限大にあり、それが歌舞伎の素晴らしいところです。また、その時代の最先端を、皆さんの度肝を抜くようなことをやっていく、それが歌舞伎の底力でもあります。歌舞伎という演劇に携われた限りは、先輩たちがやって来たことを引き継ぎ、さらにふくらませていくこともやっていきたいと考えております。(扇雀が日本芸術院賞に選出 | 歌舞伎美人(かぶきびと))