総身に34カ所の傷を負った与三郎が、最後に選んだ選択肢は、原作やこれまでの脚本とは異なるオリジナルです。“切られの与三”として生きてきた与三郎とは、果たしてどんな人間だったのか…。七之助の与三から目が離せないまま幕が降り、そのまま心から離すことができなくなります。(コクーン歌舞伎『切られの与三』初日の賑わい | 歌舞伎美人(かぶきびと))