2018年6月1日金曜日

<新かぶき彩時記>「夏祭浪花鑑」のお辰 涼やかな透け感

持ち前の義〓心(ぎきょうしん)から子息を預かると三婦に請け合ったものの「顔に色気がありすぎて間違いがおこる」と言われ、自らの頬を焼くほどの鉄火肌。白い頬に残る赤い傷痕も濃地の着物が引き立てます。(東京新聞:<新かぶき彩時記>「夏祭浪花鑑」のお辰 涼やかな透け感:伝統芸能(TOKYO Web))
花道でポンと胸をたたくとおしろいの白い粉がフワっと飛ぶような、何ともいえない色気を感じます。私の印象に残っているのは17代目勘三郎ですね。