異なる芸術文化との融合により「紫式部が作品を書いた平安時代にタイムスリップしたような世界観」を舞台上に表現するという。歌舞伎役者と能楽師、オペラ歌手が伝統ある舞台で共演する新機軸。海老蔵は「戦後の歌舞伎界は少しおとなしくなり、パッション(情熱)が減っているように感じる。賛否両論を起こすことが大事。それが歌舞伎の活性化につながる」と信念を語る。(東京新聞:海老蔵、父子で魅了す 歌舞伎座7月公演:伝統芸能(TOKYO Web))祖父の初演した「源氏物語」は一世を風靡しました。戦後のあの頃とは時代背景が確かに違います。光源氏の内面を他の角度から表現してみたいと思った海老蔵の新演出です。