「早替り、ぶっ返りがあり、二人とも途中で本性を顕す役になりました」と歌昇が話しましたが、扮装写真の撮影ひとつからも、さまざまな気づきや実感が得られたと言います。公演の監修である吉右衛門が撮影に立ち会い、「化粧の仕方、形、全部見てくださったのは、僕らにとって何よりの財産です」。公演へ至るまでのすべてが勉強になる、と、姿勢を正した歌昇。「役に対する姿勢、演技に対する考え方、歌舞伎との向き合い方。なんでもおっしゃっていただける僕らは、とてつもない幸せ者です」。(歌昇、種之助勉強会「第四回 双蝶会」のお知らせ | 歌舞伎美人(かぶきびと))吉右衛門の的確な指導を受けて、成長間違いなしです。