「源氏物語」は男女の愛の物語として描かれることが多いが、今回は「父と子」、宮廷内の権力闘争が前面に出る。愛の物語は劇中でセリフとして語られるだけで、直接の描写はない。恋愛シーンなき「源氏」である。息子が出るからなのか、家族連れでも安心してご覧いただけますという感じで、「危険な香り」がない。勧玄出演で“父と子”の源氏物語に制作の段階から作ったように感じます。二回の勧玄の出は光り輝くばかりに神々しく可愛いかったです。中川氏のご指摘通り 、やはり今月のお目当ては幼き成田屋でしょう。
昼夜とも、海老蔵から激しさ・熱が消え、「クールな海老蔵」だ。((2ページ目)勸玄効果で満員 クールな海老蔵で見せる太閤記&源氏物語|日刊ゲンダイDIGITAL)