2018年7月22日日曜日

河村常雄の劇評 2018年7月 歌舞伎座

昼夜ともに成田屋ゆかりの作品で、海老蔵が若さとエネルギー、カッコよさに満ちあふれた舞台を展開している。それだけではない。今年はこの人ならではのやり方が際立つ。海老蔵歌舞伎を確立しつつあるように思える。昼夜に出演する息子・勸玄の人気も加わり、大盛況である。(河村常雄の新劇場見聞録)