国立劇場9月文楽公演の第一部は『良弁杉由来』を上演します。 東大寺の開山として崇拝されている華厳宗の良弁僧正(ろうべんそうじょう)の伝記を基にしており、生き別れになった母子が三十年ぶりに再会するまでを感動的に描いた作品です。 良弁僧正と母・渚の方が対面する物語のクライマックス「二月堂の段」を語る竹本千歳太夫が、お客様へメッセージを語りました。(【9月文楽】竹本千歳太夫からのメッセージ(動画) | 独立行政法人 日本芸術文化振興会)