2018年8月15日水曜日

河村常雄の劇評 2018年8月

幸四郎は襲名後、次第に重みが増している。なかなか結構な源五兵衛。七之助は男から逃れられない女の性をうまく出す。獅童ははまり役の小悪党・三五郎である。三人は重量感のある芝居を作った。 今月は獅童の中身の濃いい大車輪の活躍が光った。(河村常雄の新劇場見聞録)
一部 の花魁草が今月一番いい出来とのことです。