2018年9月2日日曜日

<花に舞い踊る>菊 女の一生を「見立て」

日本舞踊の歴史に大きな足跡を残した舞踊の名手、吾妻流四代目家元初代吾妻徳穂(一九〇九~九八年)が一九三一(昭和六)年に初演。今日では各流派に普及し、もとは一人で踊り分ける形式だったのを、四人、または二人で役を分ける演出も流行しています。(東京新聞:<花に舞い踊る>菊 女の一生を「見立て」:伝統芸能(TOKYO Web))
そもそも道成寺に変わるものとして、山田喜久枝という本名から菊の一生を踊りたいということで作られました。一人で様々の女を踊ることに意味があるので段ごとに違う人が踊るのは本筋ではないでしょう。壱太郎さんに歌舞伎座で踊ってほしいです。