振興会によると、昨年九月時点で歌舞伎俳優二百九十九人のうち研修修了者は九十六人。歌舞伎音楽の一つ「竹本」の演奏者では三十一人中二十七人に上る。文楽など他の分野でも多くの修了者が活躍中だ。 ただ、近年は研修志願者が減少傾向。振興会は、募集時期に合わせた見学会などで稽古を公開するほか、中高生らが授業で訪れる公演の劇場ロビーでPR映像を流すなど周知に力を入れている。(東京新聞:研修生、舞台で存在感 竹本では約9割にも 志願者減少傾向、中高生へPR強化:伝統芸能(TOKYO Web))歌舞伎や文楽に興味のある方、是非研修生になって日本文化の魅力に触れて頂きたい。