07年から歌舞伎俳優を育てる国立劇場養成科の講師を務めていることも、俳優観に変化を与えた。「経験者に教えるのと違い、一から教える重み。全て洗い直します。台本を読み、記憶の確認でビデオを見直して。自分の勉強にもなる。ありがたい」。芸の伝承に決して間違いがあってはならないと考える。(中村時蔵、女形の代表格の“芝居の奥義” 「大事なのは舞台に出る前。そこから演じなければ役にはなれない」 : スポーツ報知)