三兄弟はいずれも初役。それぞれの性格について松王丸役の尾上松緑(おのえしょうろく)(44)は「荒事は梅王、柔らかさは桜。松王はどんと受け止める役。(器の)大きさを大事にしたい」。梅王丸役の坂東亀蔵(40)は「(劇中で)笠(かさ)を取った後の爆発力をどう表現するか」。桜丸の坂東新悟(28)は「私は普段、女形が多いこともあり、この場は荒事っぽく演じたほうが良いとアドバイスされた」。(東京新聞:七月歌舞伎鑑賞教室 「車引」上演、豪快さ堪能を:伝統芸能(TOKYO Web))それぞれのお役はハッキリとした型と歌舞伎の基本の要素が詰まっています。三人とも初役とか、楽しみです。