「せめて半年は、大阪や京都で、純歌舞伎をやれるようになれば」、と今後の目標を掲げます。そのためにも、「一所懸命、努力して皆さんにわかっていただけるように。古典でも、今のお客様にわかっていただけるように、心に訴えられるように研究をするだけ」と、強い意欲をにじませ、「舞台はその刹那、そのときしかない。とにかく、入魂です」と、真剣なまなざしで締めくくりました。(仁左衛門が語る、大阪松竹座「七月大歌舞伎」 | 歌舞伎美人(かぶきびと))