また、「尾上右近というお名前をいただくことになり、初めて菊五郎のおじさんの楽屋に出入りした月に上演していたのが、『弁天娘女男白浪』。黒衣を着て、何度も楽屋に伺い、拵えも拝見して、花道までついて行き、見て学ぶことを初めて肌で感じました。役者の修行として、こういうことをやっていくんだということを実感したきっかけになったのが、弁天小僧でした」。(尾上右近「第五回 研の會」のお知らせ | 歌舞伎美人(かぶきびと))