甥の勘太郎、長三郎との舞台での稽古を終え、「自分のことでいっぱいいっぱいなのですが、御簾が開いたときに二人の顔が見え、父のことを思い出して、久しぶりにぐっときました。二人揃っての舞台に一緒に立つというのは初舞台以来、しかも1時間弱三人だけなので、そのなかで芝居をしているということが、どこか嬉しくもあり、父がいたらどう思っていただろう」と、思いを馳せました。(歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」初日に向けて | 歌舞伎美人(かぶきびと))