菊五郎の新三を観てきたが、なんといっても粋でいなせな役者ぶりのよさで、この芝居を引っ張ってきた。もちろん、六代目菊五郎から、二代目松緑が、そして菊五郎が受け継いだ菊五郎劇団のアンサンブルに支えられてのことであった。(長谷部浩の劇評 TheaterGoer Directory)