2020年8月21日金曜日

歌舞伎座・九月大歌舞伎 吉右衛門 初代ゆかりの「引窓」挑む

 「長五郎は捕まる覚悟をしながら、本当の母に会いたいという思いがある。そうした苦しく、切ない情愛の表現を見ていただき、何かを感じていただけたら」と話す。

吉右衛門が「大好き」だという「一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)」の物語がベースにあり、「災難や災害を乗り越えて人類の幸せがある。その陰で亡くなった方も多くいらっしゃる。その方々を忘れないことがわれわれの役目だと思う」と作品への思いを語る。(歌舞伎座・九月大歌舞伎 吉右衛門 初代ゆかりの「引窓」挑む:東京新聞 TOKYO Web

複雑な心を表現するのは人間に厚みがないと出来ません。吉右衛門の演じる長五郎に泣かされることでしょう。