猿之助の踊りぶりに柔らかい余裕があって、狐(きつね)の本性をふっとのぞかせる時の奇怪さもうまいもの。市川猿弥の藤太が弾むような愛嬌(あいきょう)で、やや硬い雰囲気の客席をほぐしてくれる。(<評>歌舞伎座「八月花形歌舞伎」 猿之助に柔らかい余裕:東京新聞 TOKYO Web)
段切れを今回新しく振り付け、四代目らしさを感じさせた。清元の山台がいつもの下手のほうが良いように思いました。