吉右衛門は、「役者というものはお客様がいらっしゃって成り立つものです。私はやはり伝統歌舞伎を受け継ぐということが役目だと思っておりますので、伝統歌舞伎に基づいた作品を上演し、お客様に少しでもなにかを感じ、楽しんでいただけるようにという思いで、初世吉右衛門もとても大好きな『一谷嫩軍記』から芝居を拝借して書き下ろしいたしました。今回、無観客での収録ということですが、“想定する”ことに役者は慣れておりますので、お客様がそこにいらっしゃる、ただ静かに見てくださる、そういう思いで演じたいと思います」と、コメントを寄せています。(中村吉右衛門配信特別公演『須磨浦』配信のお知らせ|歌舞伎美人)
どんな作品か楽しみです。こういうのを期待していました。