2月の歌舞伎座以来の舞台。「役者になってから、こんなに長い休みは初めて」だったといい、「こんなお芝居したいな、再開したらこうしようとか、そんなことばかり考えていた」と話す。同作で共演を重ねてきた中村時蔵(65)や市川左団次(79)らが出演したこともあり、「ベストメンバーを組めた。(宗五郎は)周りが止めてくれなきゃ酔っぱらえない」と、悲しき酒乱を見事に表現。孫の丑之助(6)も、大きな声で一生懸命に酒屋丁稚与吉を演じた。(9カ月ぶりの国立劇場 尾上菊五郎「身震いするような喜び」 - 産経ニュース)