最初の方で、私が演じている大山社長が、歌舞伎俳優の早川延四郎(えんしろう)をねぎらう場面がありました。この延四郎を演じたのは、本当の上方の歌舞伎俳優、片岡松十郎(まつじゅうろう)くん。劇中劇で「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」の主人公、団七九郎兵衛(だんしちくろべえ)も演じていて、松十郎くんの師匠の(片岡)仁左衛門(にざえもん)のおにいさんが監修されていました。このドラマには、そういう劇中劇がいろいろあって、それも魅力のひとつになっていますね。(【話の肖像画】歌舞伎俳優・中村鴈治郎(61)(3) ゆかりの松竹、社長役を満喫(1/2ページ) - 産経ニュース)