2021年3月12日金曜日

児玉竜一の劇評 2021年3月 歌舞伎座

 2部は続いて菊五郎の「直侍」。初役から36年、生き生きとした世話のせりふや、ハラリと傘を開く呼吸など、長所は変わらず、中村時蔵の三千歳との色模様で見せる、芸の艶(つや)はいや増している。((評・舞台)歌舞伎座「三月大歌舞伎」 艶っぽさ増す、菊五郎の直侍:朝日新聞デジタル)