日本一有名な怪談「東海道四谷怪談」は多くの役者が演じ、アレンジも多様だ。様々な同作を見たが、今月の歌舞伎座「九月大歌舞伎」の第3部、片岡仁左衛門と坂東玉三郎が主演する舞台を見て、「これが四谷怪談か」と目の覚める思いがした。仁左衛門の色悪(二枚目の敵役)の魅力、哀れそのものの玉三郎の至芸。何としても見てほしい。(【鑑賞眼】歌舞伎座「九月大歌舞伎」 四谷怪談の決定版 - 産経ニュース)