老け役のるんを演じることについて「自分にできるかどうかわからなかった」と菊之助。だが、父・菊五郎が婆(ばば)役、市川左団次が爺(じじ)役をつとめた六月公演の「夕顔棚」を見て「情のある夫婦の形はいいな」と思い、「こういう世界観を描ける役者になりたい」と初役への挑戦を決めたという。(情のある夫婦の形 「ぢいさんばあさん」菊之助、老妻に挑戦:東京新聞 TOKYO Web)